10月20日(土)に鎌倉の文学館でミュージシャンの青柳拓次さんと一緒にポエトリー・リーディングのようなイベントをやることになりネタ探し。この時ちょうど中原中也・生誕100年でもあり、なんと22日は命日でもあるので文学館では中也の展覧会をやることになっている。なので、中也の詩集を読んでみる。なかなか今の自分の気分に合った詩が見つからない。そんな流れから昔書いた自分の詩も読んでみる。そして、その流れで日記も読み直してみる。なんか、ここ数年で随分距離を歩いたなぁ。そんな気がした。でも、その結果、今は時間も距離もないような、そんな場所にポッコリと佇んでいるようなそんな気分になっている。いろいろと探すのを止めたのかな?というより、色々と探した結果ココにいるのかな?とは言っても、昔よりもはるかに現実を受け入れて佇んでいる。なんか、現実を上手く受け入れられるようになって、自分の中の現実と非現実のバランスがよくなって、その結果、現実と非現実のちょうど中間点、座標軸でいうとちょうどゼロポイントのあたりにいるような、そんな気分。そしたらちょっと世界が違って見えてきたような。といっても世界は変わらないんだけど、自分の見方が変わったのかな?その場所でふわっと体が浮いた感じ。そしたら細かいことが気にならなくなってきて、やっぱり地球は青かった、みたいなそんな感じ。そしたら結構自分の周りにもそんな人たちがいるんだなぁ、っていうことに気がついた。今回のイベントもそんな気分の中で決まった話で、だからさてさてどんな詩を読もうかなぁ、と考えているのです。
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