2001/5/16 (水)
湿気

久々の日本!!
空港を降り立ったらドヨーンと曇り空、もの凄い湿気・・・・ぼんやりしたまま、上手く思考が回らない・・・。夢物語がどんどん現実化して、曇り空にココロ模様が映写される。何が現実で何が非現実なんだかわからなくなって、結局どちらも現実なんだと回り出す・・・。


2001/5/17 (木)
新緑

五月晴れ。
昨日の湿気を今日の太陽が吸い取ってくれた。
無事着陸。ココロ穏やか。太陽の温もり感じて、目をつむると、遠くから夏の響きが聞こえて来る。
緑の香りが風に運ばれ、静かにゆっくり鼻孔を突いては通り過ぎてゆく・・・。体の中は空洞。風のまにまに、流れながら・・・。


2001/5/18 (金)
一思

文化村に「ジャン・コクトー展」を見に行く。
一思いにズレることなくのびのびと、その線の美しさにこころ奪われ・・・。そのどれもが目線鋭く、優しく、空洞。コクトーに関わった人々の写真や作品を眺めていると「ウツクシイ」にも明度と彩度があるのだなあ、と思ったりする。けれども、そのどれもがウツクシイ。


2001/5/19 (土)
自流

幼なじみの家に遊びに行く。鎌倉在住の建築家の彼は、紆余曲折の後、すっかり自分スタイルを見つけていた。みんなそれぞれ自分の居場所があって、その場所で気持ちよく、自分らしく生きている。素晴らしいなあ。何だか気持ちよかったなあ。嬉しかったなあ。肩の力抜けたなあ。自分の居場所を見つけられた人はみんな幸せそうで、キラキラしている。


2001/5/20 (日)
散歩

鎌倉やっぱりいいところ!!
今日はお散歩に出かけ、森林浴***
ゆっくり深呼吸、ゆっくりリラックス***
お庭にお花沢山咲いて、気分は花園、春爛漫***



2001/5/21 (水)
灯火

久々のひでちゃんち。第2の実家。ひでママ&とおるパパ。みんなのお父さん&お母さん。東京という街にこんなヒカリ灯る家があって、私たちはいつも救われています(合掌)。先日、ひでママが本を書いた。「私んちくる?」ややちゃん(内田也哉子さん)が帯に文書を載せている。「"自分らしさ"を誰もが探る混沌の世の中で、"自分らしさ"の明かりが、ぽつんと灯るこぐれハウス。喜びも、哀しみも、あふれる好奇心も、行き場を失ったなげやりな気分も・・・ちょっと、抱えきれなくなった日には「ひでこんちに行く?」とこころが囁く。」(「私んちにくる?」ーこぐれひでこー扶桑社)


2001/5/22 (火)
天国

司祭のTくんがブラジルに行ってしまうということで、今日は二人でデート。いっぱい、いっぱい色んな話しました。神さまに運ばれるがままに漂っていよう。これが私とTくんのモットーです。さよならした後、メールが届いていました。「神様の祝福と照らし導きが、真由ちゃんの上に、そして真由ちゃんの愛する全ての人の上に豊にありますように☆彡また世界のどこかで!天国に行けたらまた逢おうね」だって(笑)。ホント、どこまでも大きいです。Tくんはいいけど、私はまだまだ天国まで遠いなあ・・・。(笑)


2001/5/23 (水)
掃除

やっと、部屋のかたずけ。数ヶ月滞在後の荷物もやっと全部かたすことが出来ました。いつもは帰るとその日に全部かたしてしまうんだけど、今回はなんだかダラダラしていたなあ。こころのどこかでまだかたしたくないという思いがあったのかもしれません。さあ、そろそろ歩き出しましょうか!!


2001/5/24 (木)
手相

手相観の日笠雅水さんに頼まれ、原稿を描く。本当は日笠さんの出版する本に手相を載せてくれないかと依頼されたのだが、秘密主義の私は自分の手相を公に載せるのはどうも気が進まなかったので、変わりに原稿を書くことした。日笠さんと出逢ってから私は人と会った時にさりげなく手相をチェックするようになった。「手の内を見せる」という言葉があるが、やはり手の内にはいろいろ書いてあるのだ。そして、よく自分の手のひらを眺めるようになった。これには「手鏡」という言葉が当てはまる。詳しいことはよくわからないが、人には「いい顔」があるように「いい手相」があるようだ。


2001/5/25 (金)
精霊

久々に友人と会う。自分勝手キャンペーン中、彼女も同じ土地に滞在していたため、一ヶ月程の間、ほぼ毎日一緒に時間を過ごしていた。彼女は私の凹の部分に光を当ててくれる天使ちゃんのような存在だ。彼女には小さい頃から、自分の中には木の精がいて「この木を育てなさい」と言われているという。その木を育てるには「太陽」「大地」「水」「空気」などが必要になる。つまり一人では育てられないのだ。きっと私たちは一緒にその木を育てているのだろう。彼女が「太陽」で私が「大地」。そして、自分たちの周りには、一緒にその木を育ててくれる仲間がいる。


2001/5/26 (土)
白光

市川新之助くんの「源氏物語」を見に行く。新之助くん演じる光源氏の佇まいがあまりに美しく、いつの間にこんなに立派な俳優さんになったのかと驚いてしまった。私が思うに高貴な人、徳の高い人のまわりには独特のオーラがあって、その人が何か行動を起こすたびに、それが残り香のように余韻として、白い帯のように残っていく。その余韻が新之助くん演じる光源氏にはあったのである。そして、地表から数センチ浮いて移動しているような滑らかなさ。素晴らしい、素晴らしい!!これからを担っていく俳優さんに、こんな有望株がいたなんて、まだまだこれからの芸能界も捨てたものではないと、一筋の希望の光が見えたのでした。


2001/5/27 (日)
鍵穴

明日のロケの為、新幹線に乗って奈良へ。車中CDウォークマンでASA−CHANG&巡礼の「花」を聞く。この曲は本当に素晴らしい。胸の奥がよじれるように締め付けられる。懐かしいような切ないような・・苦しいけれど、痛い所に塩を塗って再び痛さを噛み締めるような快感がある。子供の頃に無意識に閉じてしまった闇の扉を、自ら開いて行くように・・・。

「花が咲イタヨ・ひどく風ニ怯エタ・誰も見タコト無イ花が・咲いていた・・・・・・・・様ダ」


2001/5/28 (月)
反射

奈良の東大寺にて撮影。小学生の時の修学旅行以来の訪問である。大仏殿に入ると仏さまの目に一瞬にして捉えられ、動けなくなってしまった。一瞬、何かを見抜かれたような気がした。その瞬間、フッと緊張感が体中に走った。でも、よくよく考えてみると見抜かれて困るような隠し事は自分には一切ない。そう思った瞬間から緊張が解けた。すると今までココロの隅から隅まで見抜こうとしていた大仏さまの厳しい目は、微笑みに変わっていた。大仏さまと目が合った一瞬に緊張の走った自分がイヤになった。

・・・常ニ・美シク有リタイ・・・


2001/5/29 (火)
異界

来月中旬から出かけるドキュメンタリー番組の打ち合わせ。ロケハンに行って帰ってきたプロデユーサーは、すっかり別人のようにキレイな人になっていた(笑)。人はキレイなものに触れるとキレイになるのだなあ・・・と改めて思う。なんと言ってもウソのつけない人になっていたのだ。自分の思ってもいないことを言おうとすると、全身で「ウソでーす!」と言っているような状態になり、自分でもそれに絶えきれず言葉を言い換えていたりする。何だかその様子が嬉しく、そして微笑ましく、そして自分もそんな土地にこれから行かれることをとても楽しみに思った。


2001/5/30 (水)
同志

今日は蜷川さんの稽古がお休みだということで、久しぶりに直子さん(演出助手)と尊晶さん(演出助手)に会う。やはり二人に囲まれていると安心。自分が苦しい時にさんざん二人に支えてもらったからだろう。何だかお父さんとお母さんに挟まれている子供のような気分になった。そう考えると、私は常に人から支えられ、なんとかここまで来られたように思う・・・。全ての人にココロからの感謝。そして、いつまでも支え合いながら光に向かって進んで行きたい。


2001/5/31 (木)
昼寝

なんとなく怠い一日。本を読んでは眠りに誘われ・・・。うつらうつらの午後時間。でも、こんな過ごしかたはとても贅沢。ぼんやりと窓の外の音を聞きながら、いつの間にか子守歌。眠りの途中で彷徨いながら、あっちへ行ったり、こっちに来たり・・・。




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