未熟 | |||
人はやっぱりどこか未熟で、だから成長するために生きているんだけど、あまりに簡単なことがわかっていない自分にハッと気付いて嫌気がさすことがある。でも、時間がかかってわかることもあるし、また時間をかけないとわからないこともあるから、その時その時の自分を自分が受け入れていかないことにはどうしようもない。自分が自分のことをちゃんと受け入れられれば、きっと人にも優しく出来るようになるんだと思う。 |
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断片 | |||
ダムタイプの公演を見に行った。ダムタイプとは、もともと京都市立芸術大学の学生が集まって出来たアーテイスト集団である。今回のテーマは「メモランダム」。 |
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新鮮 | |||
調子が悪かったのでスポーツクラブにてマッサージ。その後、友人にスカッシュをやらないか、と誘われ初スカッシュ。本当は何だか怠くて乗り気じゃなかったんだけど、やってみるとコレ結構楽しくて、メキメキやる気になってしまった。この手のスポーツは何だか普段使わない脳の細胞を刺激してくれるので滞っていたものが少し抜けてくる。たまには、運動もしないと…。
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監禁 | |||
今日から「真情あふるる軽薄さ」(蜷川幸雄・演出)の舞台稽古が始まった。なんだか、ドキドキした。もの凄い緊張。いきなり鉄格子の中に閉じこめられ、後ろでに鍵をかけられ追いつめられているような感じだ。 |
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見学 | |||
今日から立ち稽古。自分の出番までは行かなかった。 |
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急促 | |||
初めての舞台稽古。緊張ーーー!!やはりまだどう動いていいのかわからない。体がギクシャクしている。心臓がドキドキいっている。役もまだ掴めていない、言葉と体がバラバラしている。自分でも気持ち悪い。不自然。あー、どうすればいいのだろう???なんだか焦る、ソワソワする。頭がグルグルする。どうしよう、どうしよう。何をしていても上の空。眠っていても頭の一部分が猛スピードで回転している。誰か助けてー!!
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急刻 | |||
持ち物がつまらないと言われ、昨日稽古後渋谷の東急ハンズに出かけた。店内を順番にくまなく歩き回る。何か面白いものはないだろうか?使えそうなモノは?役作りのヒントになるようなモノは?こんな風に持ち物や衣装まで自分の足で集めなくてはならないなんて初めてだったので結構苦しい楽しい。でも、まだ役がきちんと掴めていないので、何を探すにもポイントが定まらない。とりあえず、いくつか用意したが果たしてそれがいいのかもまだよくわからず…。 |
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急迫 | |||
今日は稽古休み。衣装を探しに代官山、下北沢の古着屋を回る。なかなかいいものがない。しかも薄手の派手なペラペラワンピースを探していたので季節がら余計に見つからない。しかも「どこか変わったオンナだという演出をしなさい。」なんて言われたもんだから余計に困る。 |
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投身 | |||
一度役の設定をゼロに戻してみた。今までと違う方向性でやってみた。アレレ…?????これ、結構いけるかも?真逆に振り過ぎた為、やや不自然であるが、これで結構成立しそうな気配。ちょっとだけ糸口が見え始めた。ちょっと楽しくなってきた。でも、相変わらず、蜷川さんは黙って私の様子を見ている。あー、黙って見られているのが一番つらい。稽古後蜷川さんのところへお伺いをたてに行く。「いやー、ボクがいろいろ言わない方がボクが思いもつかないことが出てくるんではないかと思って待っているんだよ。だから、どんどん好きにやっていいからさ。可笑しいときは可笑しいっていうから。今日のなんてなかなか面白かったんじゃない???」だって。あー、ほんの少しでもそう言われてよかったー。イヤー!! イケンイケン、こんなことで油断してしまうのが一番コワイ。これからどう組み立てていくかが問題なのだ。でも、少し楽しくなってきた。よかったー。
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兆し | |||
「東京ゲスト10」の生出演をしてから稽古場へ向かう。昨日までのところを通しで稽古。そして、少しずつ細かいところを詰めていく。でも、まだ行列の動きの演出を詰めているため、なかなか私の所の演出にまで細かく指導が来ない。…と言うよりも全体の説明をするから後の細かい所は自分で考えて詰めなさい、ということなのだろうか?あー、普段手とり足とり甘やかされているため、自由に考えてやりなさい、というのが結構大変だったりする。でも、楽しくなってきた。これで最後まで通して立ち稽古が終わったら始めに戻っていろいろ調整しなおそう。まだまだ、だけど、方向性が見えてきた。がんばろーっと。
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美味 | |||
稽古後、友人宅に衣装で使えそうなコート探しに行く。人んちのクローゼットに入って、あれやこれや着てみる。バーバリーの古いオートクチュールのコートをとりあえず借りて帰ることにした。なかなか素敵なコートなのだが、果たして採用されるだろうか? |
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混乱 | |||
あー、ついに大変な芝居どころにさしかかって来てしまった。ここから後半が見せ所。うおおおー、ついに舞台には3人になってしまった。そして一人になってしまう。どうするんだ、どうするんだ……。 |
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大将 | |||
さすがに今日は体のふしぶしが痛い。そして筋肉痛。 |
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鳥肌 | |||
今日はとりあえずラストまで動いてみた。まだ大まかな流れの中での動きだったが、やはりスゴイスゴイ!!蜷川さんはやっぱりスゴーイ!!ラストに行くにしたがってどんどんたたみかけてくる。鳥肌がたった。ワーイ!!ワーイ!!恐ろしいけど、何かが確実に心に残る。ドキドキした。嬉しくなった。涙が出そう・・。あー、後は私の芝居にかかっている。私が魂込めた芝居をしなければ、ここでのメッセージは全てパーになる。 |
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潮来 | |||
今日はお稽古お休み!! |
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甘心 | |||
「王様のブランチ」に古田さんと生出演してから稽古場へ向かう。さすがに、体が辛くなってきた。節々が痛いうえに筋を違えてしまったようだ。なんだか体が怠い。セクシーダンスのせい???それでも気力は充分だから稽古が始まるとついつい忘れて動いてしまうのだけど…。まあ、動けるんだから本当はたいしたことはない。ちょっとした甘え。ちょっぴりかまって欲しいだけ。そうそう、今日は稽古場に藤原竜也くんが遊びに来た。今回は人の芝居だから笑って見ている…。いいなあー。
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核心 | |||
蜷川さんは今日「ボク達、演出家や役者は結局"人"(ある媒体)を通して何かを伝えているんだよね。でもボクは、その直接的ではない、規制がある中での表現を悪くないと思う。」というようなことを言っていた。今回の女0という役をやっていてそうかもしれない、と思うことがある。直接的に自分のコトバで表現をしている作家や音楽家、絵描きの人に対して時々羨ましいと思うこともあるが、自分を消して自分の体に何かを入れ伝える、という作業もまた同じぐらい素晴らしいのではないかと思った。結局なんであれ、どんな方法であれ、その核になっているものはみんな同じなのだからその核さえあれば何でもいい、本当にそう思う。
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真情 | |||
蜷川さんの演出はとてもビジュアル的だ。だから面白い。 |
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映像 | |||
徐々に細かいところを詰めて行く。この舞台において、蜷川さんが狙っている虚構の中のリアルというのが少しずつわかってくる。そして、蜷川さんのそれはかなりのテンションを有する。嗚呼、頭でわかってもそれを体にわからせ動かすことはやはり難しい。でも、イメージが出来ていれば必ず出来るはず。がんばろーっと。
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時代 | |||
TinPan のコンサートに行った。もちろん私などはTinPanAlley(1974−1978)の頃の細野晴臣さんなどは知るはずもなく、おそらく細野さんという人と間接的にでも知り合う機会がなかったら今日のコンサートに足を運ぶことはなかっただろう…。でも、サイコー!! |
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見通 | |||
初めてフルキャストにて通し稽古。まだまだ、つめは甘いがなんとなく形になってきた。通し稽古の後、細かい所を詰めて行く。やはりところどころ気分が途切れる。台詞を忘れる。衣装ももだ決まっていないし、踊りもまだ決まっていない。まだまだ、やること一杯…。
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掃除 | |||
思わぬ休日。やったー!!といっても体グッタリ。最近、夢にまで稽古風景が出てくる。はー。先日なんて、寝言で台詞を叫んでいて、自分の寝言にビックリして目が覚めてしまった(笑)。 |
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空間 | |||
舞台から見た客席、客席から見た舞台を確認しにコクーン(劇場)へ行く。普段、稽古場のサイズに慣れているため、実際の舞台に立ってみるとやはりいつもとは違う空間のため、その感覚を心に刻む。五百人以上もいる客席に向かってどれ程のエネルギーが出せるだろうか? |
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佳境 | |||
今日は通しで2度稽古した。もうヘトヘト。エネルギー、エンプテイー。萩原くん、もっと大変。一人でしゃべりっぱなし、動きっぱなし。本当にがんばっている。 |
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不眠 | |||
NHKにて「真夜中の王国」の収録を終え、稽古場へ。 |
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休暇 | |||
思いがけないOFF。どうして休みになったんだろう?昨晩遅く急に連絡が入った。嬉しいやら心配やら…。あー、気がつけばもう後5日で今年も終わり。年明け6日から本番。年末年始に2日間休みをもらえるので稽古が出来るのは後一週間ほど。期限があるからこそ緊張感をもって稽古が出来るのだけれど、やはりドキドキする。どんな舞台になるのだろう??? |
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微睡 | |||
最近の私の日課は朝9時頃起床、そしてゆっくりとハーブテイーを飲みながら日の当たる部屋でストレッチ、喉のウオーミングアップ。今日は半野さんのCDをかけて朝の一時を過ごした。前にも書いたが『Plat form』のサントラは素晴らしい。そして、それを演出をするかのように、窓辺から差し込む光がなんとも優しく、心に響く。そんなちょっとキュンとしてしまうような穏やかな朝に手を合わせたくなるような幸せ感じ、戦場のような稽古場へと向かう。その後は言うまでもなくテンション上がりっぱなしなので、眠る時も静かに呼吸を整えてからでないと眠れない有様。それでも、この生活、どっちにしても後一ヶ月で終わってしまうと思えば、がんばれるもの。やっぱり、終わった時にやって良かったって思いたいもの。
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交代 | |||
毎日居残り、ダンスの練習。はー、なかなか上手くならない・・・。でも、ダンスばかりは決めるところを決めないと異常にダサクなるからがんばるべし。でも、やっぱ り大変。でも、大変なのは当たり前。今の自分が出来ることよりも、もう少し余分に要求されなければつまらないし!!と自分に言い聞かせ日々練習に取り組む。それに、こんな機会がなければきっとダンスなんて一生やらないし。いい機会、いい機会。 萩原くんが降板になってしまった。一緒にこの舞台で21世紀を迎えられなかったのはやはり残念。でも、しょうがない…。きっと、本人が一番ショックだっただろうし…。代役は高橋くんになった。萩原くんが調子悪い時には稽古場でも代役を務めていた人だ。高橋くんの青年役は萩原くんのそれとは少し違うが、彼は彼なりの青年を作り上げていて素晴らしい。なんと言っても稽古場での代役の時もあの膨大な台詞が全て入っていて、動きも完璧だった。その隠れた努力にエールを送りたい!!神さまは努力している人をちゃんと見ているのだな、と実感した。稽古も後わずかになってしまったが心機一転、がんばろう!!
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交代 | |||
コクーンでセットの立て込みをやっていたので稽古後のぞきに行く。思ったより舞台の幅が小さく、高い。階段の上に立って(セットが階段になっている)客席を見下ろすとやや足がふらついた。稽古場での高さと同じなのに客席が低いため目の錯覚によりいつもより高く感じて恐い。ここで踊れるだろうか?ここで動けるだろうか?舞台上をウロウロしながら芝居のことを考える。なんだかワクワク、ドキドキする。一体私達役者によって、ここの空間がどんなふうに変貌するのだろう?あー、ここで私は女0という役を26回生きるのだ!!
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段落 | |||
今日で今年の稽古は終わり。何だかひとまずホッとする。けど、年明け3日間舞台稽古して幕が開ける。ホッと出来ない…。でも、何となく今日稽古が終わった時、ホッとしてジーンときた(ジーンとくるのはまだ早いんだが…)。それはたぶん、稽古後の蜷川さんの話によるものだったんだと思う。蜷川さんは舞台の基本は役者になければならないと思う。だから今回はその原点に返ってセットを階段だけにした。みんなにすごく助けられている。ずっと稽古をしてきて、出来上がってくるのを見て、もの凄く良いものに仕上がったと思う。初回を超えられたと思う。本当にありがとう。後は舞台稽古のみで本番を迎えるけど、どうかよろしく。と言ったような内容だった。そして、自分がどれ程この舞台に力を入れてきたかを当時のことを振り返りながら話してくれた。この舞台に出演出来て本当によかったと思う。がんばろう!!
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移動 | |||
ダラダラと部屋の掃除をしながらのんびり過ごす。窓からはグレーの空が覗いていて、なんだか寒そう。ちょっと脱力感…。疲れが溜まっていたせいだろう。でも、こんな時に油断すると風邪をひく。まだまだ、気を抜いてはいけない。だって、これからが本番なんだもの。20世紀も今日で終わり。いろいろあったけど、悪くなかったなあ…なんてしんみりして…。
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